キッズラボの理念

 

 

私たちは次代の「宝物」、子どもたちの科学力と想像力を育てます。「技術大国・想像立国」としてアジアのみならず、世界でも屈指の経済大国として名を馳せてきた日本。しかし、近年の学力低下と理数科離れは、今後の日本の立ち行きに暗雲を投げかけています。

 

 

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最近の教育問題の一つに、子どもたちの理科離れが指摘され、自然科学系の学力、特に理数教科の学力低下が、日本の教育水準の低下の指標として報道され、同時にその原因が様々に考察されています。

 

その中に学校教育のあり方が取り沙汰されておりますが、果たしてそれだけでしょうか。本来自然科学系の学習は、その言葉通り「自然を科学する」ことから始まります。それは日常生活の中に起こる様々な事象に科学の目を向けることでもあります。

 

いつの時代も子どもたちは、成長の過程の中でまず動くものに興味を持ち、手に取り、自ら情報を収集し、それを分析し、知識とし蓄積していきます。それは動機付けが大きいほどしっかりし、新たな問題と対峙したとき「対応能力の礎」となって表れます。不思議なことに心を引かれるのは人間の本質であり、子どもたちはより敏感です。だからこそその驚きと感動が、より強くより大きく子どもたちの知識を育んでいくのです。

 

大切なことは、子どもたちに出会いのチャンスを、感動のチャンスを与えてあげること。そして興味・好奇心の目を育むことなのです。「キッズ・ラボ」は、各年別に「化学・物理・生物・地学の各分野」の実験項目を体系化したカリキュラムによって、子どもたちが「安全に・楽しく・興味を持って」実験ができる「子どもたちの理科実験専門教室」です。

 

既存の学習塾とは違い、各分野の実験を一人ひとりが実際に実験し体験することを通しての経験とその実験の原ノート作りが、お子様の想像力と考察力を、そして、それを言葉に表す表現力を本当の意味で身に付けてまいります。

 

『全ての学習の基本は「哲学」にある。』と言いますが、それは、哲学が「なぜ」という疑問から始まり、その答えを追求するために様々な思考繰り返しながら、真理を探究するからです。その意味でも、子どもたちの日々の経験の世界は総じて「哲学」の場といえるのではないでしょうか。子どもたちの、そしてその子どもたちのために「キッズラボ」は最高の教育機関であると確信しております。